栗きんとんは2種類あり、おせち用の栗金団と和菓子の栗金飩です。形状がまったく異なる理由は地域です。おせち用の栗金団はもともと東京近郊で、中部地方では和菓子として栗金飩が広まりました。

昔は地域で異なる形状の栗きんとんが食べられていました。今ではどの地域の栗きんとんも手軽に食べられます。しかし、さまざまな種類がありどの栗きんとんを選べばいいのか迷っちゃいますよね？

そこで今回は、栗きんとんの人気おすすめランキングや選び方をご紹介します。ランキングはブランド・内容量・保存方法・原材料を基準に作成しました。また、長野や岐阜の有名店の美味しい最高級栗きんとんも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

和菓子の栗金飩が生まれたのは、岐阜県の中津川・恵那です。JR中津川駅には、栗きんとん発祥の地と彫られた石碑があります。元祖の栗きんとんは、茹でた栗を茶巾で絞って食べられていて、明治時代頃から和菓子として販売されるようになりました。

 

全国的に食べられている栗きんとんですが、有名店は岐阜県中津川・恵那に多く存在しています。

栗きんとんにはさまざまなタイプや銘柄などがあります。そのため、お気に入りの栗きんとんを探すために選び方をご紹介します。

栗きんとんはおせち用の栗金団と、和菓子の栗金飩の2種類あります。どちらも栗きんとんですが、違いを知らない方も少なくありません。ここでは、それぞれの特徴をご紹介します。

おせち料理の栗きんとんは、金銀財宝を連想させる縁起ものとして、昔から勝負運や金運アップの意味を込めて食べられています。クチナシの実で着色されたさつまいも餡は、金運を連想させる黄金色です。

黄金色のさつまいも餡に栗の甘露煮がごろっと入っていて、おせち料理の中ではスイーツ的な存在です。年末が近づくと食品売り場には、多様な栗きんとんが並びますが、一年中スーパーなどで購入できます。

岐阜県の中津川・恵那地方で有名な栗きんとんは栗だけを使った上品な高級和菓子です。国産の栗を贅沢に使用した高級感ただよう和菓子なので、手土産やご贈答用としても喜ばれます。

おすすめの恵那川上屋の栗きんとんを見てみる

茶巾搾りしていない、お得なペースト状の栗きんとんや冷凍保存できるものもあります。和菓子なので緑茶に合うのはもちろん、コーヒーや紅茶とも相性抜群です。

好きな形状で栗きんとんを選ぶのもおすすめです。栗きんとんの形状には茶巾型・ようかん型・パック型の3種類があります。それぞれの特徴について解説するので、ぜひ参考にしてください。

贈答用で購入するなら茶巾型がおすすめです。茶巾型の栗きんとんは上品な見た目で、和菓子屋の定番の形なので贈り物に適しています。また個包装されている商品がほとんどなので、少しずつ食べたい方にもおすすめです。

大勢で切り分けて食べる場合は、ようかん型が適しています。ようかん型は四角の形状で、好きなサイズに切り分けて食します。大きなサイズのタイプが多いので、複数人で一緒に食べるときにうってつけです。

栗きんとんを長期保存したい方は、パック型がおすすめです。栗きんとんには冷凍保存できるタイプがあります。パック型なら冷凍庫に保存しやすいため長期保存して、食べたいときに食べられるのが魅力です。

栗きんとんのおすすめをご紹介しました。スイーツ好きには和菓子も洋菓子も両方大好きという方も多くいます。有名店のお取り寄せなど楽しみ方も広がっているため、記事を参考に好みのものを見つけてください。